喫煙者なら、固唾を飲んで見守っている?と思われる、このニュース。
塩崎厚生労働大臣は記者会見で、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の防止策を強化するため、飲食店などの建物内を原則禁煙とし、違反した場合は罰金を科すことなどを盛り込んだ法案を、来週召集される通常国会に提出することを目指す考えを示しました。
「NHKニュース」より引用
2020年の東京オリンピックに向けてでしょうが、違反者(建物の管理者と喫煙者)に罰金を科すなど、本気ぶりが伺えます。
飲食店やホテルのようなサービス業は、喫煙室を設置してもいいということですが、コスト的にも難しいでしょう。
当然、飲食業界などは反対しています。
来週(12月20日)に、どうなるかが注目されます。
韓国にも負けてます
韓国の飲食店は禁煙!
このニュースで思い出したのが、韓国旅行のときのことです。
韓国は、2015年1月から、飲食店やネットカフェ、バスターミナルなどが禁煙になっています。
ネットカフェには、喫煙室がありましたが、当然煙はもれないようになっています。
日本は世界的にも遅れているタバコ後進国!?
出典:進んでいる世界の受動喫煙対策 | e-ヘルスネット 情報提供
上の表を見れば、日本がいかに遅れているかがわかります。
2012年の表なので、タクシーやバスなどが規制なしになっていたり、項目のチョイスなども、おかしい気がしないでもないです。
でも確かなのは、世界的には禁煙の流れに向かっていて、少なくとも公共の場で喫煙できる場所は、どんどん減ってきているということです。
そうなると最初のニュースは、今回もし無理だったとしても、時間の問題だろうという風に考えられます。
禁煙しよう!無理なら加熱式タバコだ!?
という結論です。
アイコスなど、副流煙の被害が少ないとされる加熱式タバコなら、タクシーや飲食店によっては吸っていいところもあるそうです。
将来的にも、そのあたりが妥協点だと思うんですけど、どうなるのでしょうか。
まあ、本当なら禁煙するのが一番いいんですけどね。