舘ひろしさんのCMも話題になった禁煙外来。気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、禁煙外来について徹底的に解説したいと思います。タバコをやめたくて、禁煙外来がどんなところか気になっていた方は、ぜひチェックしてみて下さい。
目次
禁煙外来を徹底解説
禁煙外来とは
禁煙外来は、タバコをやめたい人に向けて作られた専門外来です。
◯◯科のような、専門の科ではないので、呼吸器内科・耳鼻咽喉科・内科・精神科など、禁煙外来を受けられる医療機関は様々です。お近くの医療機関が禁煙外来に対応しているかは、各医療機関や社会保険事務局のお問い合わせください。
こちらでも、禁煙外来をしている医療機関の検索ができます。→ファイザー – すぐ禁煙.jp
健康保険は使える?費用はどのくらい?
2006年4月1日より、一定の基準を満たせば保険適用可能になりました。あとで解説しますが、基準といっても、ある程度の喫煙歴と本人のやる気さえあれば比較的簡単にクリアできるものです。もちろん保険が適用されれば、3割負担での診察が可能です。
費用は処方される薬によって変わりますが、8週間もしくは12週間で13000円~20,000円程度(3割負担の場合)です。
どんな治療をするの?お薬は?
禁煙外来での治療方法は、薬(貼り薬か飲み薬)を貰って決められた用法で服用するというだけです。
期間は貼り薬なら8週間、飲み薬なら12週間です。そこまでに禁煙できなかった場合は、それ以降自由診療となり保険が使えません。
貼り薬は、ニコチネルTTSという商品で、近所のドラッグストアなどで買えるニコチネルパッチと同じ成分です。
飲み薬は当サイトでもオススメしているチャンピックス(成分:バレニクリン)です。
上記のどちらかが処方されることになります。
禁煙外来を使うメリットは?本当に効果はある?
禁煙外来で処方される薬はチャンピックスは個人輸入代行サイトで購入できますし、ニコチネルTTSは市販されています。
わざわざ病院に行く必要はないように思えますが、副作用などの心配もありますし、できれば医師と相談しながら禁煙を進められる禁煙外来の診察をオススメします。
禁煙外来での禁煙効果をデータで確認すると、
8週または12週間の期間終了時に、4週以上の禁煙に成功している割合が約80%。その後、1年経過して禁煙が続いている確率が約50%です。
参考にしてみてください。
禁煙外来に行ったときの流れを確認
健康保険適用可能かチェック!
さきほど、一定の基準を満たせば、保険適用可能と説明しましたが、その基準が下記のとおりです。
- ニコチン依存症をチェックするスクリーニングテスト(TDS)が5点以上
- 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳以上)
- 1か月以内に禁煙したいと希望している
- 禁煙治療を受けることに、文書により同意していること
スクリーニングテストは、
「禁煙しようと思ったけど、我慢できなくて吸ってしまったことがある→◯か×か」
のような質問に答えていくテストです。
◯が5個以上が条件ですが、上のような簡単な質問なのでとくに問題ないでしょう。一応こちらのサイト→ファイザー – すぐ禁煙.jpで、どんな問題があるか確認できます。
次の「1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上」というのは、2016年4月から35歳以上だけに、適用されています。35歳未満なら関係ありません。1日20本×10年=200が目安になります。
残り2つは、家族に無理やり連れてこられたとかではないなら大丈夫だと思います。
一酸化濃度の測定
息を吐いて、どのくらいタバコによる有害物質が含まれているかの測定をします。
この数値によって、薬の使用量などが変わってきます。
禁煙開始日の決定→禁煙補助薬を選ぶ
禁煙開始日を決定して、宣言書にサインします。
そして、お医者さんと相談しながら、禁煙補助薬を選びます。
さいごに
いかがだったでしょうか?何となく禁煙外来がどんな感じか、イメージできたでしょうか?
禁煙外来のメリットは、医師からアドバイスがもらえるというのと、1人でする禁煙と比べてモチベーションの維持がしやすいことだと思います。
禁煙がうまくいっていない方は、禁煙外来を検討してみるのも良いと思います。
お近くの禁煙外来を探すなら→ファイザー – すぐ禁煙.jp
自分で禁煙補助薬を買うなら→個人輸入代行のオオサカ堂