1984年に一世を風靡したコチラのTVコマーシャルを知ってますか?
なつかしいですね。ご存じの方も多いと思いますが、この動画は1984年に発売された禁煙グッズ、禁煙パイポのコマーシャルです。
「私はコレで会社を辞めました」が1985年の新語・流行語大賞に選出されるほど話題になりました。
禁煙パイポは、ゴルフ用品を製造販売しているマルマン(当時はアルマンという子会社)から発売された、ロングセラー商品です。
最近では電子タバコ型の商品、電子パイポの販売もしていますが、今回は昔ながらの禁煙パイポをレビューしてみました。
よかったら参考にしてみてください。
禁煙パイポ・レビュー
禁煙パイポとは
禁煙パイポは、1984年にマルマン株式会社(当時はアルマン)から発売された禁煙・節煙グッズです。
ニコチンは含まれておらず、おもに禁煙・節煙のときの口さみしさを緩和するための商品です。
禁煙パイポの種類・価格
禁煙パイポは現在、5種類が発売されています。
画像の左上から
- お口スッキリパイポ(グリーン)
- リラックスパイポ(グレープフルーツ味)
- 禁煙パイポ レモンライム味
- 禁煙パイポ ペパーミント味
- ブラックパイポ ハードミント
です。
価格はすべて3本入り324円(税込)になります。
禁煙パイポの成分
禁煙パイポは、
- L・メントール
- ペパーミントオイル
の2つがおもな成分になります。(種類によって若干違います。)
どちらも歯みがき粉やチューインガムなどに使われている成分で、人体への影響・害は少ないといっていいでしょう。
禁煙パイポの使い方
キャップとフタを外して、吸うだけです。(フタはなくさないように、キャップに取り付けられます。)
使用しないときにキャップとフタを閉めることで、味を長持ちさせることができます。(使い方にもよるでしょうが、私の場合は1本で1日は普通に味が持ちました。)

↑吸い口は上記のように細くなってます。(材質はプラスチック。)
本体の中には成分(香料)を含んだ脱脂綿のようなものが入っています。息を吸うことで、口の中にほのかな味(ミント系)が広がります。
禁煙パイポを使用した感想

↑大きさは普通のタバコと同じくらいです。
口の中に広がる味は、ミント系のチューインガムやフリスク(タブレット菓子)と似たような感じです。
ガムやフリスクを噛む・舐めるか、禁煙パイポを口にくわえて吸うかの違いです。
例えるなら、「吸うフリスク」、「煙の出ない電子たばこ」といった感じです。
吸う動作があるぶん、フリスクよりタバコ感は増しますが、本物を吸いたくなるリスクもあります。
煙が出ないぶん、電子タバコより気軽に使用できますが、物足りなさはあるかもしれません。
いちおう5種類のなかでオススメするなら、グレープフルーツ味かレモンライム味でしょうか。とくにグレープフルーツ味だと味がハッキリあるので良いと思います。
肝心の禁煙・節煙効果は、人や環境・状況にもよりますが、禁煙パイポだけだと厳しい気がします。(節煙なら可能かもしれませんが。)
ただ、ニコチン依存というより、口に何か咥えるという行為(口唇欲求)でタバコをやめられない人なら一定の効果はあると思います。
またニコチンガムなどの禁煙補助薬との併用が可能なので、うまく組み合わせて使用するのも良いかもしれません。
まとめ
今回禁煙パイポを使ってみた感じだと、禁煙パイポはフリスクと電子タバコの中間という気がしました。
タバコに似せたことで、本物を吸いたくなるリスクもありますが、タバコ=赤ちゃんにとってのママのおっぱい・哺乳瓶という説もあるくらい、口に何か咥えるという行為は精神的に落ち着くとされています。
禁煙パイポもそういった意味では、禁煙のイライラを抑えるのに役立つはずです。
コンビニなどで手軽に購入できますし、一度試しに使ってみてはいかがでしょうか。
今回は楽天でまとめ買いしました。
Amazonだと、あわせ買い対象商品(合計2,000円以上で購入可能)です。
コメント
パイポすっても出ない。
すいません、返事遅れました。
書いてなかったですけど禁煙パイポは煙出ません。
吸ったらスースーするだけです。